海外教育移住

海外教育移住~マレーシアのインターナショナルスクール編~※実体験

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インターナショナルスクールってどどんな学校なの?
我が子は、中国で4年間とマレーシアで4年間インター校に通っていました。今回は、実際に通ってたマレーシアの2つのインター校について公開します。国や学校で違うのであくまで参考ですけど、何となくイメージしてもらえればと思います。

もくじ
・国籍
・学費
・カリキュラム
・成績
・その他
・まとめ

国籍

1校目 欧米人の先生の割合はざっくりとですが80%くらい
    欧米人の生徒の割合は20%くらい

2校目 欧米人の先生の割合は50パーセントくらい
    欧米人の生徒の割合は3~5%くらい
インターナショナルスクールのイメージは金髪の欧米人の子供の通う学校というイメージがしませんか?
マレーシアの場合、欧米人の生徒は駐在員の子女か先生の子供で、その他はアジア人かマレーシア人です。その比率は学校によりさまざまです。欧米人の生徒の比率は幼稚園や低学年で高く、高学年になるほど低くなります。
逆に、欧米人の先生の割合は、低学年は低く、高学年ほど高くなります。マレーシア人でインターへ通う学生は海外の大学を目指している場合が多いです。

学費

1校目 年間120万円くらい
価格帯を3段階に分けるとすると中間くらいの金額です。

2校目 年間70万円くらい
低価格帯の上くらいでしょうか。
通常、学年が高くなると学費も高くなり、更に物価の上昇により毎年3~5%値上げする学校も多いです。我が子が転校した理由はいろいろありますが、学費の負担を軽くしたかったこともあります。

カリキュラム

1校目 2学期制 イギリスケンブリッジ式

2校目 3学期制 イギリスケンブリッジ式
マレーシアのインター校は学校によりは2学期制と3学期制だったり、学年始まりも1月、8月、9月など様々です。兄弟で違う学校に通う場合は、休みが合わなくなることもあります。また、転校する際、学年始まりが違う学校の場合、同じ学年をやり直すか飛び級することになる可能性があります。我が子の場合は、8月始まりから9月始まりの学校に転校したので、夏休みが3ヵ月!!にもなってしまいました(৹˃ᗝ˂৹)
ついでに、年間の授業日数は170日前後の学校が多いです。日本は200日前後なので、約1カ月分休みが多いです。どうしてかというと、マレーシアは日本に比べて祝日が多い国です。通常の学期間の休みに加えさらに学期の真ん中頃にハーフタームブレイクがあります。(日本では考えられないですよね)こんなに休んでばかりで大丈夫?と思ったものでした。
通常どの学校も小学校からICT授業があります。2校目の学校はIpadを使ってグループワークをしたり、宿題や課題を提出していました。

成績

両校とも共通だったのは
評価は、A̟̟⁺,A̠̠⁻,B⁺,B,⁻C⁺,C⁻,D⁺,D⁻Eに分かれていて
テストの点数による分野と宿題、課題の提出や授業態度などの分野と別々に評価されます。
2校目はそれに加えて個人の達成度の評価もありました。
あと、各教科の先生のコメントが書いてあります。普通、このコメントは成績の良し悪しに関係なく褒めるコメントが並んでいて最後にこの部分をこうしたらもっと良くなるよ、と書いてあります。

その他

通学
マレーシアは車社会なので、通学は自家用車で送迎かスクールバスになります。
我が家は送迎していました。
1校目通学時間片道30分くらい

2校目通学時間片道20分くらい
自家用車で送迎がほとんどの為、ピーク時は、学校の周りは送迎渋滞となります。通っていた2校目はマンモス校だったので、ピックアップするまで30分以上かかるのも普通でした。

校則
基本的に自主性が重んじられています。一応日本と同様に細かく校則がありますが、ほとんど守られていません。日本の学校に比べてかなり自由な雰囲気ですが、よほどのことがあれば親が呼び出されます。
ランチ
カフェテリアで食べるか、お弁当を持参します。メニューは2-3種類ありますが、主にマレーシア料理です。あと、ランチとの間にスナックタイムがあります。カフェテリアで買うか持参します。学校からは、チップスやチョコレートは禁止でフルーツなどヘルシーなものを持参するように言われますが、ゆるゆるマレーシアなので守られてはいません。

掃除
自分たちではせず、クリーナーさんが全てします。

まとめ

・生徒や先生の外国籍の比率は、学費と比例する。
・学年の始まりが学校により違う。休みが多い。
・成績表は、絶対評価で学校により細かく評価される。
・日本の学校に比べてIT教育が進んでおり、先生や生徒間も、メールやチャットなどで連絡するのが普通。
・校則あるがあまり守られていない

ゆるくのんびりとした雰囲気の中で、子供をのびのびと育てるには良い環境である一方、IT教育を積極的に行っているので、小学生でもコンピューターを使ってプレゼンをするなど進んだ教育も受けられます。
通学は自分で歩いて行き、給食の配膳を自分たちでして、掃除を自分たちでする日本の学校とは違う為、自分の身の回りの事は自分でするという習慣は身に付きにくいかもしれません。

以上が我が子がマレーシアのインター校に通って感じたことです。
何となくイメージして頂けたでしょうか?学校によって違いますので、入学を決める前に実際に見学をすることをおすすめします。

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