初めて海外移住する場合、何をもっていけば良いの?
なるべく持っていく荷物は少なくしたいけど、現地で買えなくて不便な生活はしたくない。主婦の場合、生活にかかわることなので重要ですよね。
中国とマレーシアで10年ほど生活した主婦の私が、日本から持って行った方が良いと思うものを紹介します。
~もくじ~
電気製品
・パソコン・カメラなどの電子機器
・変圧器・変換プラグ
・エネループ・充電器セット
・炊飯器
医薬品
・頭痛薬
・風邪薬
・胃腸薬
・下痢止め、正露丸
・冷却シート
・虫よけグッズ
日用品
・衣類・靴
・歯ブラシ・歯磨き粉
・洗顔料・ハンドソープ
・浄水器・フィルター・カートリッジ
・除菌グッズ
キッチン用品
・お弁当グッズ
・魔法瓶タイプの水筒
食料品
・調味料
・乾物・ふりかけ類
まとめ
電気製品
パソコン・タブレットなどの電子機器
パソコンを海外で購入するとメニュー表示などは日本語に変更して使うことができますが、日本語キーボードのパソコンは手に入りにくいです。海外生活では情報収集が大切です。知り合いの少ない最初のころはインターネットに頼ることになります。現地で情報を調べたりするのにスマホだけより、パソコンがあった方が便利です。普段使いなれているパソコンを持っていくと安心です。
変圧器・変換プラグ
日本と海外では電圧が違うため、日本の電気製品を使うときは変圧器が必要です。パソコンやスマホなどの充電器は100Ⅴから240Ⅴ対応しているので不要ですが、ドライヤーや炊飯器など海外対応製品以外はそのまま使うと壊れてしまします。
日本と海外ではコンセントの差込口の形が違うので、電圧が対応していているものでも、変換プラグが必要です。
国により形状が違うので、あらかじめ移住する国のプラグの形を調べて購入してください。
両方とも現地でも買えますが、手に入りにくく、売っている店を探すのに苦労するので、日本から持って行った方が良いです。ただし、変圧器はワット数が大きいものほど大きくて重いので、船便で荷物を送る予定のない人は、変圧器は現地で買うか海外対応品を持っていきましょう。
エネループ・充電器セット
乾電池は現地のものは安いですが、使っているうちに液が漏れてきたりして品質が悪いです。パナソニックなどの日本のメーカー品も売っていますが、現地品に比べて数倍のお値段です。乾電池はエネループがあれば充電して繰り返し使えるので安心です。
炊飯器
海外生活をしていると、美味しい白ご飯が最高の贅沢に感じるものです。おいしい白ご飯のポイントは炊飯器です!!
お米を主食とする国は、安い炊飯器もたくさん売っています。当然ですが、日本の炊飯器ほど性能に優れたものはありません。現地生産の日本のメーカー品も売っていますが、日本で売られている低性能品程度の物です。現地のお米は日本米に比べて当然おいしくないのですが、日本製の炊飯器で炊くと見違えるほど美味しくなります。
ただし、通常の炊飯器を使うには変圧器が必要になります。海外対応品なら変圧器は必要ないので、もし、新しく買う予定の人は海外対応品がおすすめです。
医薬品
海外生活では病気になることが一番不安です。病院に行くほどでもない時、薬局で薬を間違えて買ってしまったり、薬が体に合わないということもあるかもしれません。日頃から飲み慣れて常いる常備薬があるととても安心です。
私が日本に一時帰国時に最低限買う薬
頭痛薬・かぜ薬・胃腸薬
頭痛薬、かぜ薬は、日本に住んでいても常備されていると思いますので、日頃から飲み慣れている薬を多めに用意しましょう。
胃腸薬は、食事は脂っぽい料理が多いです。外食して胃もたれすることもあります。胃腸が弱い方は持っていきましょう。
下痢止め、正露丸
長期の海外生活を始めるて最初のころ、ほとんどの人が必ずおなかを壊します。下痢止めや正露丸は必ず持っていくことをおススメします。
冷却シート
子供の急な発熱に助かります。
虫よけグッズ
虫よけスプレーは、売っていますが日本製のものに比べて効果がないように感じます。
虫刺され薬は、手軽に塗れるローションタイプは見たことがありません。
特にアジア圏では、蚊を含めて虫が多いです。蚊取り線香やフマキラー類はどこでも売っているので不要ですが、虫よけ、薬類は持っていきましょう。
日用品
衣類・靴
衣類は、小さいサイズがあまりありません。品質やデザインもアジア圏では日本人の好みとは言えないものが多いです。ファッションにこだわりがある人は別ですが、普段着、下着類や子供の服はユニクロなどのシンプルな服が重宝します。ユニクロは世界中でありますが、アジア圏では高級路線なので、日本と比べて価格が高く、国により1.5倍から3倍くらいします。私はセールの時やどうしても必要な服があるときは買いますが、それ以外は日本に一時帰国したときにまとめ買いします。
靴も同様に小さいサイズが少なく、品質も悪いです。2,3回はいただけで靴底が剥がれるなんてこともよくあります。買うとしたら、ナイキやアディダスなどのブランドシューズ系は無難です。
歯ブラシ・歯磨き粉
海外の歯ブラシはなぜかすごく大きいです。とても細かいところは磨けそうにありません。
歯磨き粉は発泡性が強く、味も強いです。口の中に入れるものなので日本製が安心できます。日本製も売っているところもありますが、種類が少なく輸入品なので高いです。
かさばるものでもないので、一時帰国の際には、必ず歯ブラシ、歯磨き粉を子供用を含めて数本まとめ買いします。
洗顔料・ハンドソープ
洗顔料は、肌に合うものを見つけるまで大変なので、使い慣れたものがあった方が安心です。
ハンドソープは、香料が強いので匂いが気になります。泡で出てくるタイプはないので、子供がいる場合、泡タイプのものがあると便利です。
浄水器・フィルター・カートリッジ
以前の記事、海外移住【マレーシア水事情】で移住には日本から浄水器とフィルターを持っていくのがおススメと書きました。浄水器はあると本当に便利です。日本製品が性能的にも安心なのでフィルターやカートリッジの替えもセットで持っていくことをおススメします。
除菌グッズ
日本ほど清潔な国は他にはないと思います。除菌に対する意識が低いように感じます。また、特にアジアは埃っぽく、スーパーに並んでいるものさえ埃で汚れています。特に子供がいると、外出時に食事をするときおやつを食べる時には必需品です。携帯用の除菌ジェルやシートは、海外で売っているものは香料が強く刺激も気になるので、日本製が安心です。
キッチン用品
お弁当グッズ
子供がいる場合は必需品です。かわいいお弁当箱やおかずカップなどは普通は手に入りません。最近はダイソーがある国も増えているので、買うことはできますが、どこの国でも日本で買うより高いし、種類も限られています。
魔法瓶タイプの水筒
子供がいる方は必需品です。温かい飲み物や冷たい飲み物を持ち歩く習慣は海外には無いようで手に入りにくいです。輸入雑貨店などで取り扱っていても、とても高いです。ただ、現地校に通う子供に持たせる時はくれぐれも盗難に注意してください。
食料品
調味料
海外製造の醤油やみそなどはちょっと味が違います。日本からの輸入品も日本人が多く住んでいるようなエリアでしたら売っているお店はありますが、値段が高く種類も1,2種類です。
特にこだわらない人は現地で購入で十分ですが、お気に入りの調味料がある人は持って行った方がよいでしょう。
乾物・ふりかけ類
海外に住んでいると和食を食べると気が休まります。日本食に必要な乾物は手に入りにくいのであると便利です。乾物類は軽くて日持ちもするのであると便利です。
子供がいる方は、ふりかけはお弁当につかえるのでおススメです。
我が子が現地校に通っていた時、学校のランチがまずくて食べられないと言っていたので、白ご飯だけでも食べられるようにと小袋のふりかけを持たせていました。
ふりかけは友達にも大人気で、仲良しの友達に分けていたらみんなが欲しがったため、学校の先生からシェア禁止と言われたほどです。
日本に一時帰国したときは友達のお土産にふりかけを買って帰っていました。
まとめ
『郷に入れば郷に従え』という言葉どおり、現地での生活に馴染むにはある程度は現地のものをうまく取り入れることが必要です。しかし、どんなに現地の生活に慣れても、長く生活しているとストレスを感じることもあります。そんな時に身の回りに日本のものがあるだけでストレスが少なくなると思います。
持っていける荷物の量も限りがありますので、最初からあれこれ持っていこうとせずに、一時帰国の時に買い足していくのが良いでしょう。